釜石市議会 2022-03-09 03月09日-03号
今、明治日本の産業革命遺産の構成自治体で構成しております世界遺産協議会のほうで取り組みます明治日本の産業革命遺産の普遍的価値を説明する共通展示というものがございます。そういったものの設置の検討とか、インフォメーションセンター内の展示物について、今後充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
今、明治日本の産業革命遺産の構成自治体で構成しております世界遺産協議会のほうで取り組みます明治日本の産業革命遺産の普遍的価値を説明する共通展示というものがございます。そういったものの設置の検討とか、インフォメーションセンター内の展示物について、今後充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
世界自然遺産が顕著な普遍的価値を有する自然地域を保護、保全するのが目的であるのに対し、ユネスコエコパークは生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的としており、保護、保全だけではなく、自然と人間社会の共生に重点が置かれております。 ユネスコエコパークの申請は、関係自治体または自治体及びその他関係団体により構成される協議会が行うこととなっております。
次に、今後の対応についてでありますが、本年度末の文化庁への推薦書素案提出に向けて、8月5日と6日に東京において海外の専門家を招聘しての国際会議が開催され、県と関係市町がこれまで進めてきた学術研究の成果を踏まえた平泉の拡張推薦に係るOUV案、これはアウトスタンディング・ユニバーサル・バリューのO、U、Vをとったもので、顕著な普遍的価値という意味でありますが、そのOUV案についての価値証明の可能性を議論
このことから、文化庁や拡張登録検討委員会の指導を受けながら、骨寺村荘園遺跡を含む平泉の文化遺産を構成する資産について、県と関係市町で連携して世界遺産としての顕著な普遍的価値の証明に向けた取り組みを推進してまいります。
また、東日本大震災津波の体験からクローズアップされたいきる、かかわる、そなえるの3つの教育的価値は、人間が生きていく上で持つべき普遍的価値と重なるものであり、生きる力そのものでありますことから、復興教育を各学校の教育活動に位置づけ、その獲得に向けて、引き続き取り組んでまいります。
明治日本の産業革命遺産は、19世紀中ごろから20世紀初頭にかけて、我が国が重工業の分野で急速な産業化をなし遂げたことを証明する遺産群であり、世界遺産としての顕著な普遍的価値を持つことを御理解いただかなければなりません。
これは、「明治日本の産業革命遺産、九州・山口と関連地域」の世界遺産登録への取り組みが、九州・山口地域における近代化産業遺産の世界遺産登録に向けた取り組みの中から進められてきたという経緯や、釜石から鹿児島までの日本国内に広がる複数の産業遺産を一つの歴史・文化群のまとまりとして関連づけ、全体で顕著な普遍的価値を有するものとして世界遺産に登録しようとする、いわゆるシリアル・ノミネーションであるということが
推進協議会では、世界遺産登録の目標年度を平成27年度と定め、これまで国内外の専門家の御指導のもとに、本遺産群の世界遺産としての顕著な普遍的価値を証明するため、精力的に推薦書案の作成を進めてまいりました。
それに当たっては、本遺産群が、ユネスコ世界遺産委員会が定めた評価基準に合致する顕著な普遍的価値を有しており、適切な保存管理がなされていることを示す文書として、推薦書と管理保全計画の原案を作成し、来年4月に国に提出することが必要であることから、その作成作業を鋭意進めているところであります。
当市の橋野高炉跡及び関連施設は、幕末から明治にかけて我が国の近代化の先駆けとなった重工業分野における九州・山口の近代化産業遺産群を構成する資産として、シリアル・ノミネーションによるユネスコの世界遺産登録を目指しておりますが、特にも、国内に現存する最古の洋式高炉跡であることに加え、原料である磁鉄鉱の採掘から銑鉄の生産までの過程の遺構が残存しているという完全性からも、世界遺産としての顕著な普遍的価値を有
5月9日、平泉-仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群の世界遺産一覧表に記載される資産が有すべき顕著な普遍的価値の証明等について、イコモスより記載との勧告が示されました。 今週末にも登録決定となると思われます。
白河から外ケ浜までですね、陸奥の国の真ん中、平泉で藤原秀衡公が浄土世界の実現を目指して中尊寺供養願文に込めた願いですね、思想が世界遺産として人類の普遍的価値で認められようとしてます。 毛越寺から厳美渓を目指して来ますと、要するに骨寺を目指して来ますと、一番最初に目につくのが博物館です。 観光客が一番最初にその地域で何を、地域を知るのに何が一番いいかというのは博物館なんですね。
「平泉の文化遺産」の世界遺産登録は、昨年7月、残念ながら「顕著な普遍的価値」の証明が不十分であるなどの理由から「登録延期」となってしまいました。 しかし、「平泉の文化遺産」そのものの価値を否定されたものではありません。むしろ、世界遺産委員会の審議の過程では、多くの委員国から高い評価をいただきました。
「ただし、この2カ年で普遍的価値の証明に関し、推薦書作成委員会において了承されることが必要です。1、骨寺村荘園遺跡の追加登録の前提に、平成23年に平泉の文化遺産が世界遺産として登録されることが必要であること。2、平成23年に平泉が世界遺産となった上で、平成24年に追加資産の暫定リストに再び登載するとともに、登録推薦書を提出すること。3、平成25年にイコモス現地調査を受けること。
アジア進出への危機感の中で、江戸幕府や長州、薩摩といったいわゆる雄藩等が進めた自力による西洋技術の導入と、これを基礎として明治維新後に九州・山口地域において政府及び民間資本により進められた近代工業化の過程を示す一群の諸要素からなる産業遺産であり、非西洋地域において最初でかつ極めて短期間に飛躍的な進展を遂げた日本の近代工業化は、世界史的にも特筆すべき事柄であり、その過程を明確に示す資産として顕著な普遍的価値
その中でも指摘された事項は、世界遺産にふさわしい顕著な普遍的価値の証明が十分になされていないというものであり、平泉の全体配置と庭園群との間における浄土思想との関連性が、失われた文化的伝統または文明の存在を伝承する物証として希有な存在であることを証明しきれていないことや、また、日本、アジア太平洋地域における同種類の遺産との比較研究が十分でないことなどについて指摘を受けたところであります。
推薦書作成作業の進捗状況及び経過でありますが、推薦書作成委員会は、これまで3回開催され、平成23年登録を目指す平泉の主題、そして顕著な普遍的価値、さらには登録基準の方向性の検討が行われ、後ほど述べますが、A、B、Cの3案が提案され、次回3月13日の、第4回推薦書作成委員会では、一定の集約が行われるものと考えております。
世界遺産に登録されるための条件としては、世界遺産にふさわしい顕著な普遍的価値の正当性を証明しなければならないとされております。 その一つは、ユネスコが設ける世界遺産の登録基準の一つ以上に該当すること。
特に今回記載延期の評価結果を受け、文化庁では今回のイコモス勧告内容及び世界遺産委員会決議内容の分析を十分行いながら、修正すべきは修正して推薦書の改訂作業を進めること、顕著な普遍的価値を国際的な動向の中で見きわめ、イコモスの専門家との意見交換も積極的に行い進めることとしています。
また、「平泉の文化遺産」の根底には、「平和」を求める精神と、人と自然が共に生きる「環境」の精神が深く根づいており、今の時代にあって、その普遍的価値はより一層、重要性が増してきております。 本市では、平成20年の世界遺産登録を目指して岩手県、一関市及び平泉町と連携しながら取組みを展開してきましたが、本年5月に国際記念物遺跡会議(イコモス)から「登録延期」の勧告が示されたところであります。